日本ハムが残り10試合を切った中、西武とのし烈な「リーグ2位争い」を繰り広げている。チームは19日、本拠地オリックス戦(エスコン)に4―7で敗戦。新庄剛志監督(54)は試合後「ああだこうだ言ってもあと9(試合)か」としながら「もちろん今日も勝つつもりで行ったんですけど負けてしまったので。残り全部取るつもりでね。行くだけです」と力を込めた。これで2位・西武との差は「1・5」となったが、残り試合はまだ9試合ある。CSファーストステージの本拠地開催権争いは予断を許さない。
そんな中、一部球界OBやファンの間では今後の対戦相手から「西武より日本ハムが有利」との声も上がる。確かに日本ハムは今後、ソフトバンク戦がなく、残るのは4位以下との試合ばかり。西武はソフトバンクとの2連戦に加え、今季やや苦手とするロッテ戦を4試合残す。
一方で日本ハムには大きな不安材料がある。主砲フランミル・レイエス外野手(31)の不在だ。リーグトップの打率3割1分3厘、128試合で32本塁打、82打点の主砲は16日、本拠地での練習中に右太ももを負傷。右ハムストリングス肉離れと診断され、復帰まで約2週間の見通しとなった。順調ならCS出場は可能とみられるが、レギュラーシーズン中の復帰は極めて厳しく、得点力低下は避けられない。
日程も楽ではない。本拠地6連戦を24日に終えると、26日に敵地(京セラ)でオリックス戦。翌27日から移動日なしでロッテ2連戦に臨む。さらに8月22日のロッテ戦(ZOZOマリン)の振替試合が10月1日に組まれ、27日から5日間の関東滞在となる。
対戦相手だけを見れば追い風でも、主砲不在と終盤日程を考えれば盤石ではない。日本ハムは最後の最後で獅子を捕らえ、3年連続のCS本拠地スタートを迎えられるか。北の戦士たちの負けられない戦いは続く。












