ドジャースの監督として通算1599勝を記録し、野球殿堂入りを果たしたトミー・ラソーダさんの生涯を描いた映画「Tommy & Me(仮題)」の制作が進められているが、主人公のラソーダ役に名優ロバート・デ・ニーロ(83)が検討されているという。米メディア「デッドライン」が15日(日本時間16日)、報じた。
この映画は「スカイダンス・スポーツ」が制作中で「ラソーダ氏の物語をどのようなアプローチで描くのか、その詳細はまだ明らかになっていない」という。
デ・ニーロのスポーツ映画といえばプロボクサー役を演じ、アカデミー主演男優賞に輝いた1980年の「レイジング・ブル」が有名。一方、73年の「ハンク・ザ・ドラム」では二流の捕手役で主演を務め、96年の「ザ・ファン」ではジャイアンツの外野手を執拗に追い回す主人公を演じるなど野球を題材にした映画にも携わっている。
ラソーダさんは76年から20年にわたってドジャースの監督を務め、ワールドシリーズは2回、リーグ優勝4回、地区優勝8回の名伯楽。「(私の体を)切ってみろ、私からドジャーブルーの血が流れるだろう」という名言を残した。野茂英雄が95年にドジャース入りした際の監督でもあり、2001年には近鉄のスペシャルアドバイザーに就任。ドジャースのマイナー選手などを日本に送り込み、同年の近鉄優勝に貢献するなど親日家としても知られた。
この報道を受けた米メディア「ビッグ・リード」は「まさにうってつけの組み合わせと言えるだろう。2021年1月に死去したロサンゼルス・ドジャースの長年の監督・ラソーダ氏は俳優やエンターテイナーを頻繁にドジャー・スタジアムに招くなど、ハリウッドの世界との交流を楽しんでいた人物だったからだ。1980年の映画『レイジング・ブル』でボクサーのジェイク・ラモッタを演じた当時のような年齢ではないものの、デ・ニーロはあの個性豊かで派手なラソーダ氏の役柄を見事に演じきることができるだろう」とはまり役だと指摘した。













