今オフ、ドジャースの〝サイ・ヤング左腕〟をカナダへさらうのか。ブルージェイズが、今季限りでFAとなるタリク・スクバル投手(29=ドジャース)の獲得候補として急浮上した。
屈強左腕は現在、ドジャーブルーのユニホームを身にまとっているものの、シーズン終了後にFAとなる。米メディア「ファンサイデッド」運営のブルージェイズ専門サイト「ジェイズ・ジャーナル」は19日(日本時間同日)、元アスレチックス投手で完全試合達成の経歴も持つダラス・ブレイデン氏(43)が今オフにぼっ発必至とみられる「スクバル争奪戦」で、トロントを有力候補として挙げたことに焦点を当てた。
2年連続でサイ・ヤング賞に輝いた左腕は今季途中、タイガースからドジャースへ移籍。今オフのFA市場では投手史上最高額を更新し、10年5億ドル(約784億円)超に達する可能性まで取り沙汰されている。途方もない金額だが、ブルージェイズには〝札束勝負〟へ加わるだけの下地がある。昨年は主砲ウラジミール・ゲレロと14年5億ドルで大型延長し、ディラン・シースとも球団史上最高となる7年2億1000万ドル(約329億円)のFA契約を締結。資金力を示してきた。
チームは今季、ホセ・ソリアーノを補強し、前出のシース、それにトレイ・イェサベージらを軸に先発陣の整備を進めている。それでも絶対的エース級を加えられる機会があるなら、見送る理由は乏しい。来季以降を見据えてもローテーション強化は重要課題だ。
もちろん最大の壁は現所属のドジャース。だが同サイトは、条件次第では両球団による争奪戦もあり得ると指摘する。スクバルの代理人は大型契約を数多く手掛けてきたスコット・ボラス氏だ。ブルージェイズが相場に見合う資金を積めば、ドジャースからの〝強奪〟と、ボラス氏側も本人も「満足」できる超大型契約が同時に現実味を帯びるかもしれない。













