ブルージェイズの岡本和真内野手(30)は13日(日本時間14日)に本拠地トロントでのオリオールズ戦に「4番・三塁」で先発出場し、5回に2試合ぶりの本塁打となる32号を放ち、3打数1安打1打点、1得点だった打率2割3分6厘。チームは8―1で勝ち、勝率を5割に戻した。
本拠地のファンが大興奮だ。本塁打ショーのトリを飾った。5回二死無走者で左腕ロジャーズのフルカウントからの8球目、真ん中やや低めの95・6マイル(約153・9キロ)のフォーシームを完璧にとらえた。角度27度、打球速度107・9マオル(約173・7キロ)で高々と左翼席2階席へ運んだ。2番スプリンガーの15号、3番ゲレロの今季の本拠地初アーチとなる9号に続く3者連続弾にスタンドはお祭り騒ぎだ。
今季の日本選手トップに立つ32号は飛距離410フィート(約125メートル)だった。これで昨年、カブス・鈴木誠也外野手(32)がマークした日本選手右打者最多記録に並び、巨人の先輩でヤンキースなどで活躍した松井秀喜がメジャー2年目に記録したキャリアハイの31本塁打を抜いた。
岡本のバットはチームで圧倒的な存在感を発揮している。32本塁打は2位のスプリンガーの15本塁打の2倍以上で、85打点は球団の新人記録を更新し、2位のヒメネスの57打点に大差を付けている。56長打、244塁打も1位で、2位はともにクレメントで41長打、209塁打だ。
チームが75勝75敗の勝率5割でワイルドカード圏内まで1ゲーム差で粘っているのは、岡本の活躍があるからこそだ。米スポーツサイト「ヘビー」は13日に「この日本人強打者は今シーズン、トロントにとって大きな希望の光となっている」と絶賛している。
レギュラーシーズンは残り12試合、そしてポストシーズンへ。岡本の挑戦は続く。












