ドジャース専門サイト「ドジャース・ネーション」は10日(日本時間11日)に今オフにFAになるタリク・スクバル投手(29)がドジャースと5億ドル(約772億円)で契約する可能性があると報じた。
昨年まで2年連続でア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞しているスクバルは今オフのFA市場で最大の目玉だ。ただ、12月1日(同2日)に労使協定が失効し、ロックアウトの可能性が高いため、交渉は容易ではないだろう。
同サイトは米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パサン記者の見解を紹介した。
「(契約の)金額は莫大なものになるだろう。スクバルは11月に30歳になるが、30歳以上の投手がフリーエージェントでスティーブン・ストラスバーグの2億4500万ドル(7年契約・約267億円=当時)を超える金額を受け取った例は1度もないことを忘れてはならない」と前置きするとこう続けている。
「サラリーキャップがなければその倍の金額を得られる可能性がある。その規模の契約は、少なくとも10年間の契約になるだろう。彼の年齢を考えるとそのような長期契約に難色を示すかもしれない。しかし、だれかが法外な金額を払うだろう」
10年総額5億ドルはドジャースの山本由伸投手(28)の13年総額3億2500万ドル(約462億円=当時)を抜いて投手最高額だ。同サイトはそんな超大型契約を結べるのはドジャースだけだと主張する。
「ドジャースは資金の惜しまずベテラン選手を大事にすることで知られている。特に(世界一の)タイトル防衛に重要な役割を果たす選手には惜しみなく資金を投入する。3連覇が実現すればスクバルが他球団に移籍するのは難しいだろう。ドジャースは入札合戦で負けるわけにはいかないし、健康上の問題でもない限り、契約する動機を持っている」
米メディアはメッツの参戦を予想しており、激しい札束合戦が展開するのは間違いない。新労使協定の交渉が難航し、ロックアウト突入が確実視される中、現労使協定の期間内で決着する短期決戦の可能性もある。












