巨人の李承燁(イ・スンヨプ)打撃コーチ(50)が10日、前日9日に86歳で亡くなった張本勲さんについて「急に亡くなられて本当びっくりしました」とコメントした。

 張本さんは1959年に東映フライヤーズに入団。その後は巨人、ロッテでも活躍し、首位打者を7度獲得した。「安打製造機」の異名を取り、プロ通算2752試合に出場して史上唯一の3000安打超えとなる3085安打を記録。現役引退後は野球解説者としても名を馳せた。

 また、在日韓国人2世だった張本さんは韓国プロ野球発足にも尽力。李コーチも韓国のサムスンライオンズで野球のキャリアをスタートさせたこともあり、「韓国にプロ野球ができたのは、張本さんのおかげもある。いろいろな貢献をしたと思います」と感謝を述べた。

 来日後、張本さんと直接話したこともあるという同コーチ。「本当に尊敬する先輩」と語りつつ、巨人1年目の2006年に41本塁打を記録した際には「40(本)打ったんだから50本狙ってもっと打てよと言われました。強い言葉でも優しい言葉でも言ってもらった、いい思い出しかありません」と「喝」を入れてもらったことを明かした。