「ニューヨーク・ポスト」紙は10日(日本時間11日)、「アンソニー・ボルピが満塁ホームランを放ち、ヤンキースがロッキーズをスイープ…感動的な復帰戦で喝采を浴びる」との記事を配信した。
〝悪童〟チザムが右足親指を痛め離脱したため不振により8月から3Aで調整中だった〝ジーター2世〟アンソニー・ボルピ内野手(25)が昇格。本拠地ロッキーズ戦に「9番・二塁」で出場した。
ボルピはこれまでのウップンを晴らすかのように躍動。復帰初打席でいきなり適時打を放つと、2点差に迫られた7回には右翼席に2号満塁弾をたたき込んだ。4打数3安打5打点1盗塁と10―3でのスイープに貢献。チームはア・リーグ東地区首位レイズとのゲーム差を3とした。記事は「この試合を見る限り、3Aから復帰したボルペは、二塁を譲るつもりはないようだ」とたたえた。
生え抜きの大型遊撃手ボルピは〝ジーター2世〟の期待をかけられていた。だが、たび重なる失策と打撃不振によりマイナー落ち。新人ロンバードの活躍で後継者レースから脱落したと見られていた。記事は「いじめられっ子が突然、ファンのお気に入りになった」とヤンキース党の手のひら返しを皮肉った。
もちろんボルピの努力があってこそ。今月1~6日には3Aで打率5割2分4厘、3二塁打、3本塁打、5盗塁の好成績でインターナショナルリーグ週間MVPに選ばれていた。
ボルピは「肉体的な変化というよりは、精神的な変化の方が大きかったと思う。この試合で多くのものを得たいと思っていた」と復帰戦を振り返った。アーロン・ブーン監督も「ボルピは優れた打者になる能力を持っている。現在、彼はかなり良い攻撃を見せている」とうなずいた。












