ドジャースの山本由伸投手(28)について、米メディア「クラッチ・ポインツ」は18日(日本時間19日)、「MLBで最も過小評価されているシーズンを送っている」と題した記事を掲載した。

 山本はここまで27試合に先発し、14勝8敗、防御率はリーグ3位の2・51をマーク。大谷翔平や佐々木朗希ら主力投手がマウンドを離れる中、ローテーションを守り続け、常に安定した投球を披露し、5年連続の地区優勝に大きく貢献した。

 それでも「ジェイコブ・ミシオロウスキーがナ・リーグのサイ・ヤング賞受賞の有力候補となっているほか、クリス・セールやクリストファー・サンチェスといった先発投手も好投している。そうした中で、山本の素晴らしい活躍が見過ごされてしまうこともあった」とメディアの注目度ではライバルに見劣りしていることを指摘。

「彼を『過小評価されている』と表現するのは現実的ではないかもしれない。MLB関係者の大半は、山本がマウンド上でどれほど優れているかを理解しているからだ。問題なのは、野球界最大級の市場を本拠地とするチームでプレーしているにもかかわらず、彼が受けている注目が十分とは言えない」と同情した。

 過小評価される理由について「ミシオロウスキーのように時速104マイル(約167キロ)の速球を投げないからかもしれない」「驚異的な数の奪三振を記録していないことにあるかもしれない」と解説。さらには「ドジャースにはあまりにも多くのスター選手がいるため、優秀な選手であっても見過ごされやすくなっている。あるいは単に、ファンが他のチームやスター選手に目を向けたがるような、ドジャースに対する『飽き』のようなものが全体的にあるからかもしれない」とも続けた。

「もし山本由伸がいなかったら、ドジャースはどうなっていただろうか? 先発ローテーションに深刻な不確定要素が生じていたと言っても過言ではない。山本由伸はナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞することはないかもしれないが、現在受けている評価以上に注目されるべき存在だ」と強く訴えた。