今年限りでの現役引退を公言しているドジャースのミゲル・ロハス内野手(37)がワールドシリーズ3連覇への決意を新たにし、まさかの現役延長をにおわせた。17日(日本時間18日)の敵地レッズ戦を8―2と快勝し、5年連続24度目の地区優勝を果たし、試合後のシャンパンファイトでは選手を代表して「この優勝が僕たちにとってどんな意味を持つのか、それを忘れずにこの瞬間を祝おう」とあいさつした。

 すぐにずぶ濡れにされたロハスは米メディア「スポーツネットLA」に「この瞬間を当たり前だ、と思ったことは一度もない。野球人最高の組織の一員として選手としてのキャリアを終えられる。毎年、このチームをよりよくするために多くの人が集まってくれたことをうれしく思う。この4年間、このチームにいられたことが人生で最高の出来事の1つ。だからこそこうして祝杯をあげている」と幸せを口にした。

 5月にはトロント遠征中に父親が亡くなる出来事もあったが「すべてを乗り越える必要があったが、みんなは私にとって家族のような存在。前向きにしてくれ、毎日支えてくれた。この4年間、彼らがしてくれたことは感謝してもしきれない」とし「来年、どんな立場であれ、彼らと一緒にやっていけることを楽しみにしている。優勝を願っています」と引退しても引き続き支えていきたい考えだ。

 ただ、その一方で「できればまた勝ちたい。アンドリュー(編成本部長)とも話したんだ。『あと1年、僕を戻してくれよ。4連覇を一緒に目指そう』って。でもそうならなくくても彼らと時間を共有できたことは最高の喜びだよ。この仲間たちと3連覇を達成するチャンスをもらえたことが本当にうれしい」と現役への未練ものぞかせた。まだまだ攻守ともに衰えを感じさせないだけに、揺らぐ気持ちがあるのかもしれない。