ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)は17日(日本時間18日)に本拠地シカゴでのタイガース戦に「5番・一塁」で先発出場し、8試合ぶりの一発となる32号を放った。

 本拠地のファンがいきなり総立ちだ。初回二死一三塁で左腕バルデスの初球、ほぼ真ん中の94・6マイル(約152・2キロ)のシンカーを完璧に捉えた。角度35度、打球速度109・1マイル(約176・6キロ)で美しい放物線を描き中堅バックスクリーンに着弾した。8試合ぶりの32号は飛距離423フィート(約128・9メートル)の特大弾だった。

 日本選手メジャー1年目最多の33本塁打を放っているブルージェイズの岡本和真内野手(30)に1本差に迫り、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜が2004年にマークしたキャリアハイの31号を超えた。

 9月は前日まで15試合で52打数5安打、打率9分6厘、2本塁打、6打点、8四死球、31三振の大スランプだったが、脱出のきっかけになりそうだ。

 村神様の久しぶりの豪快弾にファンは歓喜。

「やはりムネだ!復活の狼煙だ!」

「打席で苦労するサムライに一筋の希望の光が差し込む。そしてそれはチームにとっても希望の光だ」

「ムネ、お帰り」

「まだまだパワーは健在だ」

「村上がボールを砕いた」

「特大弾だ。4月、5月の姿を取り戻してくれ」

「疑いのない本塁打だ」

 チームは前日までのガーディアンズ3連戦を1勝2敗と負け越し、地区2位に転落。2021年以来のポストシーズン進出へもう負けは許されな状況なだけに貴重な先制弾となった。