打棒が即戦力でも、守備は明確な〝ウイークポイント〟となっている。ドジャースで大谷翔平投手(32)の代役としてメジャー昇格したホスウェイ・デパウラ外野手(21)に、デーブ・ロバーツ監督(54)が注文をつけた。

 デパウラは2Aタルサで今季124試合に出場し、打率3割3厘、27本塁打、104打点、31盗塁をマーク。11日(日本時間12日)にメジャーデビューすると、13日(同14日)の敵地マーリンズ戦ではメジャー初安打を3ランとし、続く打席で二塁打を放つなど強烈なインパクトを残した。だが、米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」がクローズアップしたのは、バットとは対照的な守備面だ。

 今季2Aでは外野で95試合に出場し、補殺6に対して失策は8。昇格後最初の5日間も、守備に就いたのは中堅としてわずか5イニングで指名打者での起用が中心だった。ロバーツ監督は「率直に言って、彼は(守備を)本来の価値ほど高く評価していないと思う」と指摘。「メジャーではアウトを取ることが重要だ。彼はまだ21歳。打撃がここまで連れてきたが、守備の重要性を理解させ、より良い守備選手にするのがわれわれの仕事だ」と課題を明確にした。

 大谷の復帰後も打線に残るには、打つだけでは足りない。ポストシーズンは各ラウンド26人枠だけに、外野を任せられるかはベンチ編成の自由度にも直結する。球団はディノ・イーベル外野守備コーチの下でルーティンを徹底させ、メジャーの練習強度も吸収させているという。

 豪快な一発で未来を照らした21歳。だが、本当の〝メジャー定着テスト〟は本格的にグラブを持った時にこそ始まるのかもしれない。

 大谷の復帰後も打線に残るには、打つだけでは足りない。ポストシーズンは各ラウンド26人枠だけに、外野を任せられるかはベンチ編成の自由度にも直結する。球団はディノ・イーベル外野守備コーチの下でルーティンを徹底させ、メジャーの練習強度も吸収させているという。

 豪快な一発で未来を照らした21歳。だが、本当の〝メジャー定着テスト〟は本格的にグラブを持った時にこそ始まるのかもしれない。