ドジャースのブレーク・スネル投手(33)が16日(日本時間17日)の敵地レッズ戦で緊急降板し、ワールドシリーズの3連覇に暗雲が漂い始めている。
先発登板したスネルは初回の1イニングを無失点で抑えたものの、ダッグアウトに引き揚げた後、2回のマウンドに立つことはなかった。球団によると、理由は「左鼠径部の張り」。股関節の周辺はほぼすべての動作に連動する重要な部位だが、スネルの場合はドジャース加入前の2021年と22年、さらに24年には2度の計4度痛めた過去があると「MLB公式サイト」が伝えた。
10月のポストシーズン(PS)が迫る中、先発ローテーションの一角として計算されているスネルのコンディション不安は大きな懸念材料。今季の左肩痛からの回復、左ヒジ関節遊離体の除去手術もPSに万全を期すための処置でもあった。それだけに同サイトが「ドジャースの計画に水を差した」と厳しい見方を示したのも当然だろう。
また、米メディア「ドジャース・ビート」はスネルの早期降板で急きょ6人のリリーフ陣をつぎ込んで敗れた上、17日(同18日)もブルペンデーが予定されていることから「これほど最悪なタイミングはないだろう」とバッサリ。PSに向けても「ドジャースは9月の大半を10月の投手陣を固めることに費やしてきた。スクバルと山本が極めて好調を維持し、他の数人の投手も出場機会を争っている。スネルはその投手陣の柱の一人になるはずだった」と指摘した。
スネルはサイ・ヤング賞に2度輝いた実績を引っさげ、25年シーズンから5年総額1億8200万ドル(約277億円)でドジャースに加入。今季は4勝1敗、防御率1・86の好成績ながらこの日が8試合目の登板で、PSで活躍できなければ風当たりはますます強まりそうだ。












