ドジャースの山本由伸投手(28)は15日(日本時間16日)の敵地レッズ戦に先発し、7回を1安打無失点の快投で14勝目(8敗)を挙げた。

 初回に先頭から2連続四球を与えたが、後続を一飛、右飛、三ゴロに打ち取り無失点で乗り切った。3回二死からデラクルスにこの日初安打となる二塁打を許したが、続くスチュアートを149キロのスプリットで空振り三振。4回以降は一人も走者を許さない圧巻の投球だった。山本は現地メディアに「しっかり集中して投げた」と語り、汗を拭った。

 ロバーツ監督は試合後、地元メディア「スポーツネットLA」の取材に「ヨシノブについて私が学んだのは、彼はその場で気持ちを切り替えられる(リセットできる)ということだ。ダブルプレーや三振、あるいはポップフライ(内野フライ)が必要な場面で、集中力を高めてきっちりと投球することができる」と語った。

 山本の修正力に舌を巻く指揮官は「調子が万全でなかったり、リズムがかみ合っていなかったりする時こそ、そうした能力が違いを生む。深呼吸をしてリセットし、イニングを切り抜ける。そして、そのまま投げ続けていくことができる」とも指摘。頼もしい右腕エースに全幅の信頼を寄せていた。