ドジャースは16日(日本時間17日)、敵地シンシナティでのレッズ戦に2―6で逆転負け。同地区のパドレスがロッキーズ戦に勝利したため、5年連続24度目となる地区優勝はマジック1のままお預けとなった。
すでに14度目となるポストシーズン(PS)進出を決めているものの、不安材料は尽きない。直近でも今季61試合に登板した救援右腕のエンリケスが腰痛で離脱し、この日先発したスネルは初回を投げ終えたところで「左鼠径部の張り」で緊急降板。何より、首の炎症で負傷者リスト(IL)入りしている大谷翔平投手(32)がどこまで回復できるかが焦点となっている。
ただ、大谷がIL入りした時期には依然として懐疑的な米報道が少なくない。これまでにも左ヒザの炎症や右上腕二頭筋の不調で悩まされながら、PSまで1か月を切った段階でILに移行されたからだ。そして来季以降も投打二刀流を続けるかどうかの判断についても、大谷と球団側のパワーバランスを疑問視する報道も噴出している。
米メディア「スポーティング・ニュース」は「大谷はドジャースの顔であり、現在のプロ野球界を代表する存在だ。もし彼が打撃と投手の両方を続けたいと望めば、ドジャース側はあまり口出しできないだろう。これは今季、ある程度明らかになっている。大谷が自分のケガの程度を軽視したため、ILへの登録が本来よりも遅くなってしまった」と指摘した。
ドジャース側は大谷との対話や意思確認といったコミュニケーションを重要視してきたが、大きすぎる存在だけに結果的に言いなりのような形になっているのではないかというわけだ。また、同メディアは「(大谷が)ドジャースにもっと正直に話していれば、もっと早くIL入りできたかもしれない。ところが、彼は二刀流選手としての活動をやめてから数か月後にIL入りすることになった」とも伝えた。
球団主導ですべてを強制すれば選手の反発を生み、選手側の主張を聞き入れ続ければ組織の統制はとれなくなる。世界的スーパースターを擁するドジャースのマネジメント力に厳しい目が向けられている。












