ドジャースがポストシーズン(PS)進出に続いて地区優勝を17日(日本時間18日)に決め、いよいよ〝本番モード〟に入ろうとしている。

 シャンパンファイトも終えたチームにとって、残るシーズンはPSに向けた戦力の見極めと陣容を固める期間となる。負傷者リスト(IL)入りしている大谷がどれほどの回復を見せるのかも焦点の一つだが、誰をロースター入れるかは重要だ。

 米メディア「FANSIDED」では「10月までに弱点となる要素を排除する必要がある」と4選手の名前を挙げた。真っ先に挙げられたのは不動の守護神として期待されたエドウィン・ディアス投手(32)だ。不調と故障で入団1年目から2度のIL入りを経験して16試合の登板にとどまり、防御率は「11・85」。リハビリ登板ながらマイナーでも炎上を繰り返し「年俸や実績を考えれば、ドジャースはPSのブルペンで起用したいところだろうが、それは現実的ではない。シーズン終盤に間に合うように復帰する見込みだが、どうして彼を信頼できるのか? 重圧が最も少ない場面でもディアスを起用するリスクは大きすぎる。10月のPSで不要なリスクを冒すわけにはいかない。ディアスが1イニングを台無しにすれば、予想外の早期敗退への分かれ道になるかもしれないからだ」と斬り捨てた。

 また、7月にロッキーズから加入した救援右腕・ハルバーセンは加入後の8登板で防御率7・71となっており「リリーフ陣の中でぶっちぎりのワーストの成績」と一蹴。3人目に挙げたフリーランドについても「PSのロースターで『辛抱強く待つ』余裕はない。ミゲル・ロハスが二塁の出場機会を巡って競合する存在だ。彼は守備に優れ、打撃技術も洗練され、2025年のワールドシリーズではヒーローになった。どちらか1人を選ばなければならないのであれば、ロハスの方が明らかに優位」と断じた。

 そして、最後はチームのムードメーカーであり、ユーティリティープレーヤーとしてここぞの場面での活躍が光るキケことエンリケ・ヘルナンデス内野手(35)にも及んだ。今季の出場は35試合で打率2割3分にとどまるなど芳しくなく、外野手としてはコール、内野でもロハスの方が「望ましい」と指摘。その上で「ヘルナンデスがあらゆるポジションでプレーできる能力には価値がある。前向きな姿勢やPSでの輝かしい実績も言うまでもない。しかし、感情を脇に置いて考えると、ヘルナンデスがPSで何か重要な役割を担うべきだと主張することは難しい。ドジャースは彼を盲目的に信頼することはできない」と訴えた。

 ロバーツ監督はどんな布陣でV3に挑むのか注目される。