世界一3連覇への本番を前に、王者の足元では早くも〝冬の選別〟を占う声が上がった。米メディア「ファンサイデッド」運営のドジャース専門サイト「ドジャース・ウェイ」は19日(日本時間同日)、ナ・リーグ西地区優勝を決めたドジャースについて、今季のトレード期限を乗り切りながらも今オフにチームを去る可能性が高い3選手を挙げた。

 筆頭はテオスカー・ヘルナンデス外野手(33)。今季は打率2割6分5厘、15本塁打、63打点。同サイトは、2028年に1500万ドル(約23億5300万円)の球団オプションを残す一方、今月にメジャー昇格したデパウラが台頭したことで、今オフの労使交渉でサラリーキャップが導入されるなど人件費圧縮を迫られた場合、高額なベテランより若手を選ぶ可能性を指摘した。

ここ最近は調子を崩しているドジャースの左腕ロブレスキー(ロイター)
ここ最近は調子を崩しているドジャースの左腕ロブレスキー(ロイター)

 続くのがジャスティン・ウォロブレスキー投手(26)。今季11勝5敗、防御率3・78ながら、直近7試合では0勝3敗、同8・44と急失速。同サイトはトレード期限前に「高く売らなかったのは、大きな間違いだったかもしれない」と評し、大谷翔平投手(32)、山本由伸投手(28)ら厚い先発陣を考えれば、今冬は格好の交換要員になり得るとみた。

 もう一人はエメット・シーハン投手(26)。今季5勝8敗、防御率4・79で、残留しても救援転向の可能性があるとされ、環境を変えるトレードが現実味を帯びるとの予想だ。

苦戦が続いているドジャースの右腕シーハン(ロイター)
苦戦が続いているドジャースの右腕シーハン(ロイター)

 10月の結果とは別に、勝ち続けるためのロースター再編は待ってくれない。華やかな3連覇挑戦の裏で、3人の「残り時間」も静かに刻まれているのだろうか。