日本ハムの清宮幸太郎内野手(27)がシーズン後半戦に差し掛かったなか、自身の巻き返しに秘かな闘志を燃やしている。
今季からチームの選手会長を務める背番号21はシーズン序盤こそ打率3割前後を維持する好調時期もあったが、5月中旬頃から打撃成績が低迷。夏場に入った7月以降も思うような結果を残せず97試合で打率2割4分8厘、11本、40打点となっている。
そんな現状もあるためか最近ではスタメンから外れることもしばしば。定位置だった一塁もライバルの野村、郡司らに譲る日も珍しくなくなってきた。シーズン前から選手会長と共に〝チームの顔〟として大きな期待を背負いながら今季に臨みこの現状をどう感じているのか。7日の楽天戦(エスコン)前に本人に聞くと「まず、こういう状況(ベンチスタート)になってしまったのは僕が(他選手と比較して)圧倒的に打ててないというのはありますね」とこう続ける。
「打っていれば(毎試合)出続けられますから。そこはあります。でも調子自体は悪くないですし、(起用法は)ボス(新庄監督)の考え方もあると思うので。実際、この前の代打(5日、6日の敵地ソフトバンク戦)はボスから『代打がいないから逆転の場面でいくぞ』という感じだったので。だからこそ毎日試合には出たいですが、今は出たところで打つしかない」
代打での出場にはレギュラー格の主力として複雑な心境もあるはずだが清宮幸は全てを前向きに捉えている。
「やっぱり代打は難しいですけどチャンスで(打席が)来ますから。自分がレギュラーじゃない頃に代打が多かった時期もありましたし。その時の経験は今もずっと生きているので」
シーズンも残り40試合。このまま清宮幸の爆発がなければ逆転VはおろかCS(クライマックスシリーズ)での勝ち上がりにも影響を及ぼしかねないが本人は「いやいや(シーズンは)これからですよ。僕も試合に出たいですし。いやもう、やるしかない。しっかり打っていきたいです」
3試合ぶりに「6番・一塁」でスタメン復帰した7日の試合では1安打2死球でチームのサヨナラ勝利に地味に貢献しただけに…。選手会長の打棒爆発と逆襲は意外と近いのかもしれない。













