虎の主砲コンビに、またしても牙をむかれた。中日は14日の阪神戦(バンテリン)に2―5で敗れ、今季の阪神戦は3勝11敗。先発したマラーは森下に先制ソロを浴び、佐藤にもソロと3ランの2発を許して6敗目を喫した。
中日投手陣は今季、森下に9本塁打、佐藤に7本塁打を被弾している。井上一樹監督(54)は「何も対策を練らずに臨んでいるわけではない。ただ、投手の意識の問題なのか、捕手のリードの問題なのか。もちろん対策はやっているけれども、結果が全ての世界。四の五の言い訳をしたところで、という話なので」と厳しい表情を浮かべた。
その上で「明日も明後日もある。同じことを同じように繰り返す形になると、これはもう寂しいことになる。それがないようにしなければいけない」と反省を促した。
奇跡のAクラス入りには、阪神、巨人、ヤクルトと続く9連戦での勝ち越しが最低条件。いきなり黒星を喫し、さらに追い込まれた。そんな重苦しい夜、名古屋では今後を占うかのような発言が飛び出した。
侍ジャパン前監督の井端弘和氏(51)が同日、CBCテレビの情報番組「チャント!」に生出演し、古巣・中日の再建策に言及した。井端氏のテレビ出演は侍ジャパン監督退任後初めて。若狭敬一アナウンサーから「弱いチームを強くするためには何が必要だと思いますか」と問われると、「簡単に言えば気持ちだと思う。投手ならマウンド上でいつも以上に気を出す。打者なら打席の中で気を出すというところが、ちょっと薄いのかなと思います」と語った。
さらに「個は十分、成績もいいと思いますし、他球団と遜色なく戦えていると思います。投手陣も素晴らしいボールを投げる人は多い。でも、場面場面の〝気〟は他球団より薄いのかなと思うところはあります」と、最下位に沈む現状を分析した。
番組では「もしドラゴンズから監督のオファーが来たらどうしますか」と直球質問も飛んだ。井端氏は笑顔で「まだ来ていないので分からないですね」と回答。2007年の日本一をはじめ、4度のリーグ優勝に貢献した竜のレジェンドが、将来再び古巣と交わる日は来るのか。竜党の関心を一気に集めそうだ。












