ドジャース・大谷翔平投手(32)が2年ぶりに開幕から二刀流で暴れ回り、地区首位の独走、最大目標であるワールドシリーズの3連覇へチームを押し上げている。
162試合の長丁場を戦う上で全試合ベストコンディションで臨むことは現実的に不可能だ。特に主力選手は少々の違和感や細かなケガともうまく付き合いながら乗り切ることが求められる。大谷も右手中指のマメ、左ヒザの炎症などを抱え、デーブ・ロバーツ監督(54)も休養を挟ませながら起用を続けている。
そうした中で米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」が6日(日本時間7日)に指摘したのは、大谷の右上腕二頭筋の違和感だ。二刀流出場した2日(同3日)のパドレス戦で降板後の7回の打席で途中交代。大谷自身は軽傷としながらも「1、2か月くらい前の練習でちょっとなったんですけど」と明かし、同誌は「このケガに関して特に興味深い点の一つは、ロバーツ監督が大谷が以前からケガを抱えていたことを全く知らなかったことだ。ロバーツ監督はほかの全員と同じタイミングで初めて知ったと語っており、大谷は当初のケガを監督にも隠していたことになる」と切り込んだ。大事に至っていないとはいえ、マネジメントする側に情報すら入っていないことを問題視したのだ。
投打にわたって主力の大谷が長期離脱となれば、快調に飛ばすチームに大ブレーキがかかっても不思議ではない。同誌は「大谷は究極の勝負師であり、おそらくケガはプレーに支障をきたさないと感じ、わざわざ話題にすることでもないと考えたのだろう」と理解を示しつつも「大谷はチームで最重要の選手であるため、長いシーズンを通じてコンディションを良好に保つことが極めて重要だ」と訴えた。
誰よりも自分の体を熟知する大谷が無謀なことをするとは考えにくいが、〝出たがり屋〟の一面も持つスーパースターをどうコントロールしていくかもV3への鍵となりそうだ。












