パドレスは4日(日本時間5日)、敵地ロサンゼルスでのドジャース戦に0―3で完敗。同地区の首位を独走する宿敵に食い下がるどころか直接対決の4連戦で早くも3連敗を喫して直近8連敗となり、15ゲーム差に広げられた上に3位へ転落した。
この日は打線が相手先発・山本の前に手も足も出ず、7回まで3安打、10三振と沈黙。正確無比な制球と緩急をつけた投球に的を絞れず、右腕が降板した後の救援陣も攻略できずに終えた。2日(同3日)の初戦は2回まで6点をリードしながら7―12の大逆転負け。2戦目の3日(同4日)もT・ヘルナンデスの逆転満塁本塁打で沈められた。手痛い敗戦ショックに追い打ちをかけるかのように今度は抜群の投球で封じ込められ、ワイルドカード争いでも8位と絶望的な状況となった。
チームが坂道を転がり落ち続ける中、地元紙「サンディエゴ・トリビューン」(電子版)では現実的に来季を見据えた動きも必要だとみており「シーズンがさらに悪化し続けるのであれば、パドレスはメイソン・ミラーのトレードを検討すべきだ」と断じている。27歳右腕の安定感は抜群。この日はビハインドの展開で8回に登板して1点を失ったが、今季登板した34試合で防御率1・01。リーグ2位タイの21セーブをマークし、奪三振率も実に「16・65」だ。
同紙はミラーを「野球界屈指の救援エース」「マウンド上ではほぼ無敵」と評した上で「だからといってパドレスが彼を『手放せない存在』とみなすべきではない」とピシャリ。およそ1か月後の8月3日(同4日)にはトレード期限が迫っており、実力者と引き換えに来季以降の戦力となる複数の有望選手を獲得することも選択肢だと主張している。
期限が迫れば、米報道もますます過熱していく。同紙によるとスタメン監督は「時期が近づくとさまざまな名前が報道で飛び交うことになるだろうが、私が彼ら(選手たち)に伝えたいのは書かれていることの99%が真実ではないということだ」と話したというが、当のミラーはトレードについて「それが野球というビジネスだ」と語ったという。
一向にトンネルの出口が見えないパドレスはどこに向かうのか…。












