ドジャースの大谷翔平投手(31)は3日(日本時間4日)に本拠地ロサンゼルスでのパドレス戦に「1番・投手兼DH」で先発出場し、6回を7安打3失点、9三振2四球で降板。勝敗は付かなかった。打者では3打数無安打で、逆転した7回に代打を送られ、退いた。大谷は交代の理由を「バイセップス(上腕二頭筋)にちょっと気になることがあった」と説明。試合後、ロバーツ監督は4日(同5日)のパドレス戦の欠場を明言した。

「予防的な措置だ。上腕二頭筋に少し張りが出たので、明日はDHでも出場しない。1日しっかり回復と治療に充て、その後は状態を見ながら判断していく」

 今後の起用について影響するか問われると「いや、そうは思っていない。以前も経験しているし、彼は回復が早い選手。ただ、こちらとしてはその都度状態を見極めて、本人の体が何を訴えているのかをしっかり聞きながら対応することが大事だと思っている。二刀流は体への負担が大きいからね」と語った。

 一方、この日の投球について「投球については、初回はコマンドが良くなくて、先頭2人を歩かせた。でもその後は立て直したし、メリルに本塁打は打たれたものの、6回はシンカーが少し高く浮いて、ボガーツに逆方向へ二塁打を打たれた場面があった。二死から走者を一塁に置く形になったけれど、全体としてはいい登板だったと思う」と合格点を与えたものの、こう苦言を呈した。

「ただ、翔平ほどの球を持っている投手なら、もっと効率よく投げて7回まで行けるようにならないといけない。ここ数試合は、自分でそこまで投げ切るチャンスを作れていない」

 米メディアが「不穏」と報じた2年目の捕手ラッシングとのコンビについては「良かったと思う。いい仕事をしていたし、今夜は2人の意思疎通もうまくいっていたように見えた」とホッとした表情だった。

 大谷のオールスター戦(14日=同15日・フィラデルフィア)の出場についても質問が飛んだ。ファン投票の1次投票で両リーグトップとなり、DHでの先発出場が決まっている。

「出場するとは思っている。ただ、オールスターで投げるとは今でも考えていない。可能性がゼロとは言わないけれどね。打者として出場するかどうかは、本人が決めることになる」

 最後は大谷の意思を尊重するとした。