ヤンキースは3日(日本時間4日)、有望株のスペンサー・ジョーンズ外野手(25)を傘下3Aレイルライダースに降格させたと発表した。

 2022年のドラフト1巡目(全体25位)指名でヤンキース入りしたジョーンズは今季5月8日(同9日)のブルワーズ戦で待望のメジャーデビュー。名門の次代を担う大砲候補として期待を集めていたが、ここまで30試合に出場して打率2割3分3厘、2本塁打、7打点と結果を残せていなかった。

 地元メディア「ヘビー」はジョーンズの処遇について「外野にはコディ・ベリンジャー、ジェイソン・ドミンゲス、トレント・グリシャムがおり、DH(指名打者)もベン・ライスとポール・ゴールドシュミットがローテーションを組んでいる。アーロン・ジャッジの復帰も控えていることもあり、外野手はジョーンズを含めて5人体制となるが、現状ではジョーンズの居場所がない」と解説した。

 さらに「これまでジョーンズは大型補強のためのトレード候補からは外されてきた。しかし、今夏の目玉選手であるタリク・スクバル(タイガース)の獲得を狙い、本気でワールドシリーズ制覇を目指すのであれば、ヤンキースも方針を転換すべき時期に来ているかもしれない」と指摘。

 そして「ジョーンズは25歳という年齢であり、チームが真剣に28回目のワールドシリーズ制覇を狙うのであれば、今後数週間のうちに彼に関して大きな決断を迫られることになるかもしれない」と放出に踏み切る可能性があることを伝えた。

 身長201センチ、体重109キロという恵まれた体格から繰り出されるスイングがドジャース・大谷翔平投手(31)に激似と話題になったジョーンズ。「左のジャッジ」とも称される有望株が野球人生の分岐点を迎えている。