ドジャース・大谷翔平投手(31)とダルトン・ラッシング捕手(25)との意思疎通を巡る騒動に古巣の恩師も言及だ。大谷が二刀流でプレーすることに理解を示し、メジャーで活躍する礎を築いた元エンゼルス監督のジョー・マドン氏(72)が25日(日本時間26日)、米ポッドキャスト「ファウル・テリトリー」にゲスト出演して私見を述べた。

 大谷はラッシングと24日(同25日)のツインズ戦でバッテリーを組み、6回3失点(自責2)で今季8勝目を挙げた。ただ、サインミスによる捕逸、ABSチャレンジに対する判断の相違が露呈し、3回以降は大谷が配球を決めて伝達した。

 この一連の出来事に対し、マドン氏は「見苦しい」と評し「この問題の解決策は翔平とダルトンを一室に集めること。投手コーチや監督も同席して、そこでじっくり話し合えばいい。それだけのこと。これ以上(周囲が事態を)複雑にする必要はない」と断じた。

 さらに「翔平は自分のやるべきことをよく分かっている。彼についていくだけでキャッチャーの仕事は楽になる」とも言い切った。絶大な信頼を寄せるきっかけとなったのは、大谷の圧倒的な〝頭脳〟だという。監督時代に登板中の大谷にオルソンを敬遠するように指示。最終的に敬遠で歩かせたものの、大谷は拒否するようなしぐさを見せていたという。そこで試合後に大谷とオルソンの対戦成績を調べたところ、14度の対戦で10三振を奪っていたことが分かったそうだ。

 いずれにせよ、マドン氏が望むのは早期の沈静化。「こういう状況は翔平に任せるべきだ。彼はそういうことが得意だから。こうしたことの多くはソーシャルメディアのせいだ」と話していた。