ワールドシリーズの3連覇を目指すドジャースは6日(日本時間7日)時点でナ・リーグ西地区の首位に立ち、2位のダイヤモンドバックスには8・5ゲーム差をつけている。今季ワーストの6連敗中で一時期に比べればやや差は縮まったものの、依然として独走態勢を築いている。

 シーズンは通過点にすぎず、ゴールは10月のポストシーズン(PS)を勝ち上がり、再び頂点に立つこと。「MLB公式サイト」では野手14人と投手12人のPSのロースター26人を予想し、野手では大谷をはじめフリーマンやベッツ、マンシー、パヘスら主力の豪華メンバーが並んだ。また、控えとユーティリティー枠には捕手のロートベットや負傷者リスト入りしているラッシングのほか、ロハスとキケことE・ヘルナンデス、コールの5人の名前が挙げられた。

 これが思わぬ反応を呼んだ。韓国から海を渡ったキム・ヘソン内野手(27=金慧成)が一文字もなかったからだ。母国のスター選手の〝不在〟に韓国メディア「OSEN」は「ドジャースのポストシーズンのロースターからキム・ヘソンが外された」と報道。さらに「マイデイリー」では「『衝撃』目をこすって探してもキム・ヘソンの名前がない」と大きなショックを受けた様子だ。

 キム・ヘソンは俊足と守備の万能性を兼ね備えるが、5月27日(同28日)の出場を最後に3Aに降格。以降はメジャーに昇格できておらず、3Aで54試合に出場して打率2割6分3厘、1本塁打、18打点、6盗塁、OPS0・662の成績となっている。

 もっとも同サイトの展望は現時点でのもの。今後のチーム状況によって大きく変わる可能性もある。そのため「昨年、ジャスティン・ディーンがポストシーズンの全ロースターに名を連ねるとは誰が予想しただろうか? 今年もドジャースが同様の動きを見せ、俊足や守備力に優れた選手をロースターに加えるかもしれない」と〝ダークホース〟の出現に含みを持たせたが、最後までキム・ヘソンの名前に触れることはなかった。

 前出の「OSEN」は「今年の意外な選出はキム・ヘソンかもしれない」、「マイデイリー」は「キム・ヘソンはポストシーズンの登録メンバーに名を連ねられるだろうか」と期待したが…。今は鍛錬を積みながらチャンスを待つしかなさそうだ。