阪神・元山飛優内野手(27)が20日のDeNA戦(甲子園)に「7番・遊撃」でスタメン出場。3打点の活躍だけでなく好守を連発し、チームを8―1の快勝に導いた。

「最近ずっと大事な試合なんで。みんななにも変えずに、いつも集中力としっかり準備はみんなしてるんで、それがこうしっかり出たなっていう試合でした」

 まずは1点を先制した直後の3回二死満塁、ハマ先発・竹田から一塁への2点適時内野安打。さらに8回には一死二、三塁から右犠飛を放ちダメ押しした。

 守備でも二遊間を抜けそうな打球を好捕するなど、再三にわたって好プレーを披露。「3日間ベンチにいて、自分の体も少し疲れが取れてたなっていう部分もあるんで。より集中して、いつも集中してますけど、より集中してプレーすることができました」とうなずいた。

 そんな虎加入1年目の元山について藤川球児監督(46)も「ベンチで試合に出てない時も入っているような声がいきますから。若い選手も見習わなければならないところは多くあると思います」と高く評価。試合に出場していない時も声を張り上げ、ナインを鼓舞する姿勢にも信頼を寄せている。

 だが本人にとっては特別なことではないようで「盛り上げる意識ももちろんありますけど、性格なんで。黙っとけっていう方が難しいかもしれないです」とニヤリ。

 それだけに、この日のお立ち台には「今日ちょっと状態悪かったです(笑い)」とまさかの反省モード。「なんかうまいこと言われへんかったなって。なんかもっと、うまいこと言えたなって思いますけど」と苦笑いを浮かべた。

 バットもグラブも絶好調だった虎の背番号00。しかし自慢の〝トーク〟だけは少々不完全燃焼だったようだ――。