4年連続のBクラスが確定したヤクルトは23日の阪神戦(神宮)に4―8で敗北。借金は「19」に膨らみ、就任1年目の池山隆寛監督(60)は「4、5、6位もシ烈な争いになってますので、何とか1試合勝てるようにまた準備したい」と前を向いた。
開幕5連勝を飾るなど快進撃を見せたヤクルトの勢いは「イケヤマジック」と称され、5月23日には今季最多の貯金11を記録。しかし、交流戦を機に失速し、7月17日から借金生活に突入して前日22日にCS進出の可能性も消滅した。
勢いを失い、投打の歯車も狂い始めた誤算の一つがドミンゴ・サンタナ外野手(34)とホセ・オスナ内野手(33)だった。昨季まで絶対的な主砲だった村上がホワイトソックスに移籍。若手選手を積極起用し、シーズンを通して最適解を模索してきたものの得点力不足に苦しんだ。
その中で打線の核として首脳陣からも高い期待を寄せられたのがサンタナとオスナだった。だが、サンタナは打率2割5分1厘、17本塁打、45打点、オスナも同2割2分2厘、8本塁打、29打点にとどまった。
サンタナは「まずまずのシーズンだった。昨年ケガをしてオフシーズンに手術をしたということを踏まえれば、守備でも打撃でもある程度はチームに貢献できた」と及第点。〝大親友〟であるオスナについては「今シーズンは彼にとって満足のいくものではなかったかもしれない」とおもんぱかったが、2人は二人三脚でチームを引っ張っていく覚悟だ。
「自分にとってすごく大事な存在。打てた日も、打てなかった日も野球のことを話す。対戦したピッチャーのことなど常に情報共有をしている。それがお互いにとっていい影響なのは間違いない」(サンタナ)。試合前のクラブハウスや試合中のベンチでも情報を共有し、喜びも悔しさも分かち合ってきた2人の絆が揺らぐことはない。
両者とも今季が3年契約の2年目で来季も残留する見通し。「来年も2人でチームを勝たせられるようにしたい」。悲願のV奪還には、〝助っ人大砲コンビ〟のバットが不可欠となる。












