絶対王者に暗雲だ。ドジャースは7日(日本時間8日)から敵地のアリゾナでダイヤモンドバックスとの3連戦に臨む。先発が予定される佐々木にまずは今季最悪の6連敗を止める投球を託されるが、115試合を終えたチームには負傷者も相次いでいる。
米スポーツ専門サイト「アスレチック」のファビアン・アルダーヤ記者が6日(同7日)、救援投手のクラインの右ヒジに遊離体がMRI検査で見つかったと伝えた。今季のクラインは31試合(41回2/3)に登板して防御率3・67。すでに違和感を訴えて今月1日(同2日)から負傷者リスト入りしているが、地元紙「カリフォルニア・ポスト」は「手術を必要とする場合、2026年シーズンは終了となる可能性が高い」と見通し「またしても厳しい知らせが届いた」と悲観した。
同様の症状で手術を受けたディアスはすでに復帰しているものの、離脱期間は約3か月に及んだ。ほかにもトライネンやスチュワートらもケガで戦列を離れており、さらなる長期離脱者が現れれば地区首位を独走しているドジャースにも暗い影を落とすことになる。
ただ、同紙が最も憂慮しているのは大谷翔平投手(32)の状態だ。左ヒザ痛の影響などで投手として最後に登板したのは7月3日(同4日)のパドレス戦までさかのぼる。打者としてプレーを続けながらも休養日を挟むなど、ロバーツ監督も暗中模索。同紙は「ドジャースの相次ぐ負傷者問題の筆頭は二刀流のスーパースター、大谷翔平だ。彼は長引くヒザのケガで7月以来、マウンドに立っていない。大谷は右上腕二頭筋のケガにも悩まされ、投手復帰の見通しはさらに不透明だ。指名打者としてスタメンに名を連ねているものの、今シーズン中にマウンドに復帰できない可能性もある」と踏み込み、投手ではこのまま〝今季終了〟となることに含みを持たせた。
チームとしては10月のポストシーズンに照準を合わせるが、シーズン中に登板に向けた準備を進められなければ投手復帰は絶望的となる。打者としてプレーしながら回復を待つもどかしい時間が続きそうだ。











