ドジャースのベテランで今シーズンでの引退を公言しているミゲル・ロハス内野手(36)が、ヤンキースのジャズ・チザム・ジュニア内野手(27)との〝確執〟について口を開いた。

 マーリンズ時代にクラブハウスで起きたトラブルについてポッドキャスト「ファウルテリトリー」の中で「みんなに好かれるとは思っていないし、僕自身もみんなを好きというわけではない。でも、だからと言ってクラブハウスで起きたことを外でみんなに話していいわけではない。プロとして全員に敬意を払う必要があることを理解しないといけない」と〝トラブル〟を公にしたチザムを諭した。

 やんちゃなチザムは2020年のマーリンズ新人時代、クラブハウスで自慢の約20足の特注スパイクを先輩たちに得意げに披露していた。ビデオゲーム、アニメなどをモチーフにしたオリジナルのコレクションだったが、その態度を一部のベテラン、中堅選手が気に入らず、ロハスがブチ切れた。スパイクを手に取るとハサミで切り刻み、別のスパイクに牛乳を投入し、台無しにしてしまった。

 ただならぬ騒ぎに当時のマッティングリー監督が介入して話し合いが持たれ、何とか事態が収拾。それ以降は2人に確執ができてしまった。チザムは今も苦い経験として話し、ロハスはこの件について口を閉ざしてきた。「新しい場所に着くとそこには自分より前にいた人たちがいる。ルールがきちんと定められていて、誰かが君に責任を取らせるんだ」。後輩をいさめる方法に問題があったとはいえ、ロハスに後悔はないようだ。