巨人の坂本勇人内野手(37)が13日の広島戦(福井)の延長12回裏に今季2号3ランを放ち、4―2と逆転サヨナラ勝ち。これがプロ通算300号のメモリアルアーチとなった。
1億2000年前に福井の大地を踏み鳴らした恐竜のような大きな衝撃がこの夜、再び福井の地に訪れた。試合開始から約5時間が経過した、1―2の延長12回裏一死一、二塁。代打として途中出場で第2打席に立った坂本は相手6番手・遠藤の初球をフルスイング。打球が左翼スタンドへ着弾すると、恐竜の鳴き声のような轟音が夜空にこだました。感動、熱狂の渦中で笑顔はじける坂本は拳を何度も握りしめて、ダイヤモンドを一周した。
少年のような瞳はキラキラと輝いた。「まず自分個人のことってよりかはチームの勝利に貢献できたってことが本当にうれしいですし、ファンの方の期待に応えられたというのがうれしい」
うまくいった日、うまくいかなかった日。その全ての日々を抱いて駆け抜けた20年間、300本。坂本は「サヨナラっていう形で決めれたこともすごく良かったなと思いますし、でも本当に1本1本積み重ねてきたものなので。まあ特別うれしいですね。こういう場面で打てたっていうのも」と丁寧に言葉を紡ぐと、「こういう瞬間があるからここまで頑張れてるっていうのもあると思うんで。今日は報われた。もっともっと打てるように、変わらずやっていきたいです。まだまだ打つつもりで頑張ってる」と少年のようにはにかんだ。













