ドジャースで〝トラウタニ〟結成!? ワールドシリーズ3連覇を目指す大谷翔平投手(31)がかつての戦友と共闘する可能性が浮上している。エンゼルス時代に同僚だったマイク・トラウト外野手(34)を、球団側が引き抜くかもしれないというのだ。

 世界一軍団で他球団のファンからは「悪の帝国」とやゆされるドジャースにとてつもない戦力が加わるかもしれない。大谷の無二の盟友で、今季絶好調のトラウトだ。

 電撃移籍の可能性を5日(日本時間6日)までに伝えたのは、米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」だった。今季もア・リーグ西地区で下位に低迷するエンゼルスについて「白旗を掲げた場合、マイク・トラウトの移籍先候補は2か所」とし、メッツとともにドジャースを挙げたのだ。

 MLBのシーズンでは優勝争いから脱落した球団が上位チームに主力を放出し、トレードで複数の有望株を獲得することが通例となっている。今年のトレード期限は米東部時間8月3日午後6時(同4日午前7時)に設定され、各球団は現状と将来的なビジョンを照らし合わせ、さまざまなプランを練ることになる。

 その点、トラウトはこの日終了時でア・リーグ5位タイの11本塁打、OPSも5位の1・000。近年は故障に悩まされてきたが、37試合のうち36試合に出場して長打力を発揮し続けている。

 ただ、今季のトラウトが守る中堅のポジションにドジャースでは成長著しいパヘスが全試合出場を果たしている。しかし、同誌は「大谷、フリーマン、ベッツといった豪華な戦力をすでに有するドジャースにトラウトは必ずしも必要ではない。だが、ドジャースがビッグネームの争奪戦から完全に外れることは絶対になく、トラウトも例外ではない」と断定し「ドジャースは彼にすぐ優勝できるチャンスを与え、かつてエンゼルスでチームメートだった大谷と再会させることになるだろう」と占った。

 ドジャースでは野手の高齢化が問題視されているものの、好調なベテランを〝強奪〟すれば選手層の厚みはさらに増す。また、昨オフは外野手の補強に積極的な姿勢を見せなかった中、カイル・タッカー外野手(29)を4年総額2億4000万ドル(約380億円=当時)の大型契約で獲得。米球界の度肝を抜いたことも記憶に新しい。それだけに同誌は「明確な必要性がないからといってドジャースがトレードを模索しないというわけではない。少なくともエンゼルスに彼(トラウト)について打診することは、彼らの理にかなっている」と訴えている。

 米メディア「スポーティング・ニュース」も「この球団はどんな可能性も排除すべきではない」と〝賛同〟。トラウトの契約にはトレード拒否権の条項が含まれているとされるが、本人の意思とドジャース側の考えが一致すれば障害はなくなるとみられる。「勝利」に飢え、エンゼルスからドジャースに渡った大谷を追いかけるようにトラウトも籍を移すのか――。