ソフトバンクは6日の西武戦(ベルーナ)に2―10で大敗した。先発の大関友久投手(28)が2回に8点を失う乱調で試合の大勢が決してしまった。小久保裕紀監督(54)は試合後に大関の二軍降格を明言。「ローテを新たにつくり直す段階」と語り「(先発枠に)入ってくる選手にとってはチャンスですから」と新たな力の台頭を求めた。
先発陣は開幕ローテーションのうちスチュワート、徐若熙、大関の3投手が再調整を強いられる苦しい状況。特に昨季の最高勝率のタイトルを獲得した大関、シーズン全休からの巻き返しを期待されたスチュワートがともに不調であることはチームにとって誤算だ。
倉野チーフ投手コーチは「(3人が)復調してくれないと厳しいと思う」と語りながらも、今後については「いろいろな策を考えている」と説明。投手陣の安定なしにリーグ3連覇は望めないだけに、チームの骨格を見つめ直し、固めていく作業が必要となる。
昨年もケガ人が続出した中で柳町、野村らが台頭したのは5月以降だった。その一方で避けたいのは、他球団に嫌な印象を植えつけられること。この日の敗戦で西武に対して3カード連続の負け越しとなり、今季の対戦成績は3勝6敗と黒星が先行したままだ。昨季は17勝8敗と大きく勝ち越し「お得意様」と言える相手だったが、今季は高橋、菅井らを打ち崩せないことに加えて今回の3連戦は投手陣が痛打される場面が目立ち、チーム関係者の一人からは「調子のいい打者に簡単にいっている」と指摘する声も上がった。
昨季はどの球団にも勝ち越しを許さなかったが、現状は西武と2勝3敗のオリックスの2球団に負け越し。まだシーズンの序盤とはいえ、〝天敵〟をつくることはチームにプラス要素はない。
西武とは12、13日に今度は本拠地のみずほペイペイドームで2連戦。早い段階で嫌な印象を拭いたいところだ。












