二刀流で歴史を切り開いてきたドジャースの大谷翔平投手(31)が壁にぶつかっている。打撃不振に苦しむ大谷は4日(日本時間5日)の敵地アストロズ戦も3打数無安打、2四球に終わり、24打席ノーヒット。ロバーツ監督は試合後に翌5日(同6日)に先発するアストロズ戦では予定を変更して打席に立たせず、投手に専念させると明言した。
登板時にDHを外れるのは3試合目。打撃に比べて投手としては5試合で防御率0・60と抜群の安定感を示している。体力的負担を軽減させたい指揮官は「(二刀流の)恩恵を十分に受けてきた。彼は今後も時には続けるでしょう。先発ごとに状況を見てそれに反応して判断するものだと思っています」と米メディア「スポーツネットLA」などに話している。
2度の右ヒジ手術を乗り越えて昨年から段階を経て二刀流を復活させ、今季から〝全開〟発進。登板日にもDHに立ち、両方で結果を残すのが大谷流であり、超人たるゆえんだった。しかし、片方の結果が伴わず、首脳陣の気遣いや配慮が加わて3度目の〝投手専念〟となると〝リアル二刀流〟の限界説もささやかれてくる。米メディア「ドジャースビート」は「31歳の翔平は野球のまったく異なる2つの分野で一流選手としてどれだけ長く活躍できるかという限界に挑戦しているのかもしれない」と年齢との戦いを指摘した。
エンゼルス時代の2021年から23年までは二刀流で驚異的な成績を残したが、大谷も今年7月で32歳を迎えることで同メディアは「打撃に専念して2年連続でMVPを獲得したのは周知の事実だが、打撃と投手の両方をフルシーズンでこなそうとしたのは3年前が最後だ。シーズン終了前に故障してヒジの手術が必要になった。時の流れには誰も逆らえない」と伝えている。伝説は年齢の壁に阻まれていくのか…。












