ドジャースが誇る有望株、ダルトン・ラッシング捕手(25)の言動を巡り、球団の専門メディアである「ドジャース・ウェイ」が29日(日本時間30日)に苦言を呈した。

 正捕手・スミスの控えの立場ではあるものの、今季は開幕から打撃が絶好調。この日の本拠地マーリンズには「6番・捕手」で先発出場し、3打数1安打1打点で出場15試合で打率3割4分8厘、7本塁打、17打点とした。バットで結果を残している半面、自らの言動で評価を落としてしまっているフシもある。

 前日28日(同29日)には球審にタイムを要求したにもかかわらずなぜか見落とされ、ピッチクロック違反を取られて三振。抗議も実らず、渋々ベンチに戻るとタイムをかけた場面をiPadで確認し、再び球審への不満をぶちまけた。ロバーツ監督も「怒るのは当然」とラッシングを擁護したが、同メディアは「野球というスポーツには因果応報という側面がある」とバッサリ斬り捨てた。

 前カードのカブス戦では二塁捕殺に失敗し「デブのクソ野郎」と口走ったように受け取られて炎上。さらに、その前カードのジャイアンツ戦でも本塁のプレーで走者だったイ・ジョンフ(李政厚)に暴言を吐いたとされる。報復とみられる死球を受けた後には危険なスライディングを敢行し、相手選手から「汚いプレー」と批判された。

 何かとダーティーな印象を与えてしまう事象が続いており、同メディアは「ラッシングにとって、これが学びの機会となることを願うばかりだ」としながらも「ジャイアンツのイ・ジョンフとの一件に対する彼の反応を見ると、出来事を自省し、自分を向上させるきっかけにできる可能性は低いだろう」と憂いた。

 打撃面で大きく成長を遂げていることは確か。しかし「メジャーリーグでの振る舞い方に関して、彼は学ぶべきことが山ほどある」とトッププレーヤーになるためには改善の余地があるとみている。