快音が止まらない。ホワイトソックスの村上宗隆外野手(26)は22日(日本時間23日)、敵地フェニックスでのダイヤモンドバックス戦で10号2ランを放った。大谷翔平投手(31)が2021年にエンゼルスでマークした28試合目を抜き、日本勢歴代最速となる24試合目でシーズン2桁本塁打に到達。5試合連発となり、大谷が持つ連続試合本塁打の日本勢最長記録にも並んだ。

 5点を追う7回無死一塁から、右腕トンプソンの90・8マイル(約146キロ)の直球を捉えた。バックスクリーンへ
放り込む451フィート(約137メートル)の豪快な10号弾となり、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)を抜き、11本のヨルダン・アルバレス(アストロズ)に続きリーグ単独2位に躍り出た。

 ただチームは7―11で敗北。新戦力の5戦連発がありながらも9勝15敗と低迷したままで、村上をめぐるトレード報道も過熱してきた。

 米スポーツ専門メディア「ブリチャー・リポート」は「2026年のトレード期限で注目すべきトップ選手」に村上を挙げた。「ホワイトソックスはリーグワーストの得失点差を記録しており、ア・リーグ最下位に転落する運命にあるように思える。2年3400万ドルの村上の契約を手放すことを検討するには、2027年以降も契約延長できる可能性は極めて低いとしても、莫大なオファーが必要になるだろう」と報じた。

 一方、「スポーティング・ニュース」は「レッドソックスの低迷する攻撃陣を立て直すには、村上宗隆がトレードの有力候補だ」と報道。レッドドソックスはア・リーグ東地区最下位に沈んでおり「村上宗隆こそがその救世主だ。村上は26歳でレッドソックスの主力選手の平均年齢とほぼ一致する。現在はウィルソン・コントレラスが一塁を守っており、村上は指名打者として起用されることになるだろうが、コントレラスの契約が終了すれば、村上がファーストの座を奪う可能性がある」と指摘した。

 さらに「レッドソックスはシカゴのラインアップから村上を外すため、おそらく数人の有望株とMLBの打者を放出する必要があるだろうが、それだけの価値はある」と大型トレードになると予想。この日のヤンキース戦で出番がなかった吉田正尚外野手(32)は放出候補として何度となく報じられており、村上と吉田の〝侍トレード〟も実現するかもしれない。