阪神は6日の楽天戦(甲子園)に1―0で勝利し、首位に浮上。試合後、藤川球児監督(45)は森下翔太外野手(25)が退場処分を受けた場面について言及した。
 
 立石の適時打で1点リードとなった5回二死一塁。際どい判定に不服そうな表情を浮かべていた中で、最後は空振り三振。真鍋球審に向けて言葉を投げかけながらベンチへ下がった。
 
 直後に球審から「森下選手を暴言により退場といたします」と場内アナウンス。ベンチ内でも不満げな表情を見せたが、筒井コーチに諭されるとバットを持ってベンチ裏へ引き上げた。

主審に食ってかかる森下…このあと退場が宣告された
主審に食ってかかる森下…このあと退場が宣告された

 試合後、森下は「特に話すことはありません」と言葉少なに球場をあとにした。一方で藤川監督は「この場面に触れずにいかせていただきたい」と詳細な言及は避けた上で、「プロ野球の一つの光景ではありますが、こちら側で収めていきたいと思う。ファンの方にもそういうことがないように努めないといけない、と私は考えます」と冷静に語った。

 また指揮官は昨季も森下の「心の揺れ動き」を見抜き、コントロールの必要性を説いていた。「現場と切り離して話さしてもらうと…」と前置きしながら、「春季、秋季キャンプで鍛錬を積む期間がほしいというのが現場としてのお願いかなと。春や秋の1か月間をしっかり過ごさなければ1年間、タイガースのような人気球団になるといろんな心の揺れ動きがありますから」と説明。

 自身の現役時代を振り返りながら「僕たちでもそういう風になるときは現役の時もあったし。こちらがしっかりとバックアップしながらやっていかなければと思う」と続けていた。