ドジャースの大谷翔平投手(32)の〝最強コラボ〟スパイクがオークションに出品され、話題だ。米オークションサイト「The Realest(ザ・リアレスト)」は13日(日本時間14日)、大谷が昨年3月18日(同19日)のカブスとの東京開幕シリーズで実使用したスパイクの競売を開始した。全米紙「USAトゥデー」は「野球選手が着用したスパイクとして史上最高額になる可能性がある」と報じた。
このスパイクは大谷がメジャー公式戦で初めて日本のグラウンドに立った歴史的な一戦で履いたもの。大谷にとってニューバランス社初のシグネチャーモデルとなる「Ohtani 1」だ。白をベースに青と赤を配した一足で、左右のかかと部分にはデコピンの姿を刺しゅう。青色のソールにもそれぞれ異なるデコピンが描かれ、左足の裏にはボールをくわえて駆ける姿、右足の裏にはお利口そうに座って正面を見つめる姿があしらわれている。また、金具やその周辺には、東京ドームの土が付着している。
同サイトは「日本だけで2500万人以上が視聴した、日本史上最も視聴されたMLBの試合で着用された」と、その歴史的価値を強調している。
もう一つの大きな注目点が、大谷本人の直筆サインだ。右足には英語ではなく、漢字で「大谷翔平」と記され、左足には「GU Opening Day Tokyo Series(東京シリーズ開幕戦ゲーム•ユーズド)」と直筆で書き添えている。
USAトゥデー紙によると、漢字サインが入った大谷の実使用品は50本塁打―50盗塁を達成した2024年のジャッキー・ロビンソンデーで着用したドジャースのユニホーム、エンゼルス時代の2018年に着用したユニホームに続き、今回がわずか3例目だという。
ザ・リアレストのスコット・キーニーCEOは「これほど重要な野球用スパイクが市場に出たことはない。博物館級の品で、再び市場に出ることはないかもしれない」と、その価値に自信を見せた。
野球界での最高額は不明だが、スポーツ界では、マイケル・ジョーダン氏がNBAファイナル優勝決定試合で履いた6足をそろえた「ダイナスティ・コレクション」が803万ドル(約12億円=落札時)。1997年のNBAファイナル第5戦で体調不良を押してプレーした、通称「フルーゲーム」のシューズは138万ドル(約2億円=同)で落札されている。
同紙は、大谷のスパイクについて、コービー・ブライアント氏がアキレス腱を断裂した試合で履いていたシューズの落札額66万ドル(約1億円)に迫る可能性もあると予想した。
日本凱旋試合、デコピン、漢字サインの最強コラボに加え、初のシグネチャーモデル、そして東京ドームの土…、大谷の物語が詰め込まれた世界に一足だけのスパイクは、どこまで値を上げるのか。競売は8月16日(同17日)まで行われる。













