現役最多の通算266勝を誇るタイガースのジャスティン・バーランダー投手(43)が8日(日本時間9日)、今季限りでの現役引退を表明した。
バーランダーは2005年にタイガースでデビュー。11年にMVPに輝き、17年と22年にはアストロズでワールドシリーズ制覇に貢献した。サイ・ヤング賞を3度受賞したメジャー屈指の右腕だが、古巣に戻った今季は故障でわずか1登板にとどまり、4月4日(同5日)から負傷者リスト(IL)に入っている。
レジェンドの決断にショックを隠せなかったのが、アストロズでともにプレーしたハンター・ブラウン投手(27)だ。3年連続2桁勝利をマークしているアストロズの右腕エースは「子供のころ、一番好きな選手でした。これまで一緒にプレーした中で、最も好きなチームメートの一人でもあります。もちろん、寂しいです。彼が75歳になるまで投げ続けられたらいいのにと思います」と米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のチャンドラー・ローム記者に語った。
ブラウンはバーランダーがデビューから17年シーズン途中まで在籍したタイガースの本拠地・デトロイト出身。米メディア「クラッチ・ポインツ」は「アストロズで共に過ごした時間を特別なものにしていた。ブラウンは単にベテラン投手から学んだだけではない。かつて自身のプレースタイルの手本にしようとしていた選手から学んだのだ」とブラウンにとってバーランダーは特別な存在だったと指摘。「彼はバーランダーが永遠に投げ続けられるわけではないと理解しているが、彼の言葉には多くのアストロズのチームメートやファンが抱く偽らざる心情が反映されている」と解説した。
この引退表明を受け、MLBはバーランダーをオールスター戦(14日=日本時間15日=フィラデルフィア)に「レジェンド枠」として選出したと発表した。













