ドジャース・大谷翔平投手(31)の元通訳・水原一平受刑者(40)が引き起こした違法賭博事件の胴元として摘発されたマシュー・ボウヤ―被告は29日(日本時間30日)、カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁で禁錮1年1日の判決を受けた。

 ボウヤー被告は1年前に違法ギャンブル事業の経営、マネーロンダリング、虚偽の納税申告書の提出で有罪を認めていた。検察側は禁錮1年3月を求刑。ボウヤ―被告は顧客の情報を連邦当局に開示する司法取引に応じたという。保釈後、2年間の保護観察処分を受ける。弁護士によると国税局に160万ドル(約2億3500万円)の補償金をすでに支払っているという。ボウヤ―被告は判決を受ける前に「私は後悔しています。人生で多くの誤った選択をしてきた」と述べた。

 また、ボウヤ―被告は米メディア「VSiN」の番組「A number Game」のインタビューで、大谷とは会ったことがないとした上で「大谷翔平は水原一平がギャンブルをしたり、借金をしたり、あるいは自身の資金の一部を使ったりしていることを知っていたと確信しています」と発言。さらに「どの程度、そしてどのくらいの時期、その点については真相は定かではありません。しかし、私の考えでは(水原受刑者は)承諾を得るか、許可を求めるか、あるいは当初は(大谷に)送金を依頼していたはずです」とも語った。

 さらにボウヤ―被告は「NBC4News」の取材にも応じ「彼(大谷)はスポーツ賭博や賭け事を一切していなかったと確信している」と語っている。

 水原受刑者は大谷の銀行口座から約1700万ドル(約25億円)を無断で送金した罪で今年2月に拘禁4年9月の実刑が確定し、ペンシルベニア州の刑務所に収監されている。