カブス・鈴木誠也外野手(31)がアクシデントに見舞われた。13日(日本時間14日)に敵地で行われたジャイアンツ戦の右翼守備で右ヒザを負傷し、緊急交代を余儀なくされた。

 4回一死の場面でチャプマンが放った浅い飛球を勢いよく前進しながら捕球に向かったが、打球はグラブをすり抜けてポトリ。鈴木は急ブレーキをかけて後方のボールを拾いに行って送球まで終えたが、右ヒザやヒザ裏を抑えるしぐさを見せ、中堅手のクローアームストロングがすぐさまベンチに異変を知らせた。トレーナーが駆けつけ、鈴木は右足を引きずりながらベンチまで歩いてそのまま交代が告げられた。

「4番・右翼」で先発出場していた鈴木は初回の第1打席で四球を選び、3回の2打席目は左前へ適時打。連続安打を10試合に伸ばし、すでにMLB1年目から続ける2桁本塁打もクリアしていた中でのアクシデントとなった。

 鈴木を襲った悲劇は米メディアでも相次いで伝えられ、米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)は「鈴木はフライボールを追いかけたが、ボールがグラブの下をすり抜けてしまい、不自然な体勢でグラウンドに倒れ込んだ」と速報。球団は「右ヒザの違和感」と発表し、同局は「鈴木が長期離脱することになれば、マット・ショーとマイケル・コンフォートの出場機会が増えるだろう」と早くも今後を占った。

 老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版では「ついに打線に希望を与えてくれたカブスの2選手」として、アームストロングと並んで鈴木の活躍ぶりがたたえられていたのだが…。鈴木は今春開催されたWBCの日本代表でも右ヒザを負傷。チームの開幕に出遅れた後、大きく巻き返していただけに今後が心配される。