阪神は12日のオリックス戦(京セラ)に1―2で接戦を落とし、今シーズンワーストの4連敗。鬼門の交流戦は4勝10敗となり、4年連続の負け越しが決まった。
〝ブルペンデー〟となったオリックス投手陣相手でも、虎打線は貧打にあえいだ。2点を追う3回にはオリックス先発・ペルドモに対し、中野、森下の連打で二死二、三塁とすると、佐藤は四球を選んで満塁。反撃の大チャンスで打線が回った大山だったが、カウント0―1からインコースのツーシームを左翼に打ち上げて無得点に終わった。
5回には3番手・高島と対戦。二死満塁から大山が押し出し四球を選んで1点差に迫った。しかし続く前川は代わった4番手・吉田に2球で追い込まれると、最後は遊ゴロに倒れた。あと一本が出ない、点が取れない苦しい展開に左翼席の虎党もガックリと肩を落とした。
交流戦突入前は圧倒的な打力でセ5球団を圧倒していたが、交流戦に入ると借りてきた猫状態。12球団ワーストの33得点、12球団中11位の打率2割9厘と絶望的な数字が並んでいる。
藤川球児監督(45)は「積極的に仕掛けないといけないところが、変化球でかわされてそれを振ってみたり。打ちにいこうとしない時に真っすぐで(カウントを)取られたり、上回られてるというところはあります」と現状を冷静に受け止めた上で、「思い切って仕掛けていくことが重要なのでしっかりとまた明日に向かいたいです」と語った。
パ投手陣を相手に受け身になっていては、苦境は変わらない。あるOBからは「パリーグのバッターはファーストストライクは迷いなく振ってくる。粘って粘って四球を選ぶセリーグの野球とは違う。いつも通りやっていても厳しいだけですよ」と指摘する声も上がる。
セリーグは上位3球団が0・5ゲーム差と大混戦。これ以上の足踏みは避けたいだけに、眠れる虎打線の一刻も早いお目覚めが待たれる。












