巨人の橋上秀樹監督代行(60)は27日、読売新聞東京本社で山口寿一オーナーに前半戦の報告を行った。
今季の巨人は、就任3年目を迎えた阿部慎之助前監督が5月25日に長女への暴行により逮捕、26日に辞任したことを受け、同日から橋上監督代行がチームの指揮を執っている。5月下旬には今季ワーストの5連敗を喫するなど3位に後退したが、その後は盛り返して三つ巴の首位争いを展開。前半戦を50勝40敗2分けの貯金10で終え、阪神と同率首位に並んだ。
取材に応じた橋上監督代行は、山口オーナーとの会談では自身へのねぎらいに加え、若手選手の台頭が目立つ現在のチームへの期待が話題に上がったことを明かした。山口オーナーは期待の若手として、野手では浦田、石塚、小浜、知念、笹原、投手では井上、竹丸の名を挙げたといい、「最近出ている若い選手のことももちろん非常に詳しくご存じだった」と話した。
また、橋上監督代行が監督室やベンチに設置されている監督用の椅子を使わないことについては「ある意味プラスの効果が出てる」「歴代のジャイアンツの監督とは違うということで、変化が生まれている」と評価されたという。「正直言って、(その)認識は僕自身はなかったもので。それがすごく印象的でした」と驚きを口にしつつ、「不便さを感じてるわけではなかったですし、使わないことで他のコーチとの会話も増えるので変えるつもりはないですね」と今後も継続する考えを示した。
チームはオールスター休みを挟み、31日のDeNA戦(東京ドーム)から後半戦に突入する。橋上監督代行は「レギュラーを固定しての140試合は無理だと思う。レギュラーも適度に休ませなきゃいけない状況になってきてます」と選手起用の考え方を説明。「(支配下)70人を適材適所、状態の良しあしも含めて(使う)。ファームとの連携を密にして、最後の50数試合を乗り切れるっていうことが一番のポイントだと思う。今まで以上に用兵や一、二軍の入れ替えも含め、やっていかなきゃいけないなと思います」と総力戦を見据え、リーグ制覇への覚悟をにじませた。












