ドジャースの大谷翔平投手(32)の負傷者リスト入りを受けて、スポーツサイト「ジ・アスレチック」のケイティ・ウー記者は10日(日本時間11日)に自身のX(旧ツイッター)に「大谷翔平のケガ騒動に責任のない者はいないが、ドジャースで初のフルシーズン二刀流挑戦で学ぶべ教訓は必ずあった。そして今、ドジャースの懸念が現実のものとなった。大谷は10月に健康な状態で復帰できるのだろうか?」と投稿した。

 今季の大谷は6月11日(同12日)の敵地パイレーツ戦で左ヒザの炎症のため途中交代。翌12日(同13日)は欠場し、画像検査の結果。さらなる損傷は確認されなかった。

 7月3日(同4日)の本拠地パドレス戦で「1番・DH」で出場し、6回3失点で降板。上腕二頭筋の違和感を訴え、打者では7回に代打を送られた。試合後の会見で約1か月前に違和感があったが、数日で収まったことを告白。ロバーツ監督は知らなかったと明かすも「軽微な症状だったから」とかばった。翌4日(同5日)は欠場した。

 同10日(同11日)の本拠地ダイヤモンドバックス戦の登板を左ヒザ炎症のため回避、オールスター戦の欠場が決まった。同28日(同29日)には9月の最後、ポストシーズンに間に合えばいいかな」と左ヒザが完治せず、右上腕二頭筋に違和感が残っていることを明かした。

 その後、投手復帰を模索するも8月29日(同30日)に「白紙」になった。それでもフリードマン編成本部長は「彼ができることは何であれ、チームにプラスだ」と話した。

 9月3日(同4日)に左ヒザ、上腕二頭筋、首付近の違和感のため欠場。IL入りをゴームズGMは否定、ロバーツ監督も「可能性は低い」と語った。しかし、翌4日(同5日)は「(IL入り)回避を期待するが確信はない」と後退。9日(同10日)にIL入りを明言した。米スポーツサイト「スポーティング・ニュース」は10日(同11日)に「大谷はケガの深刻さについて欺いた」と報じた。

 IL入りの決断が遅れことは事実。大谷の最短復帰は23日(同24日)でポストシーズンまで残り5試合しかない。「責任論」にファンの反応は様々だ。

「責められるべきではない。ケガはつきものだ」

「『誰の責任か』という議論は全くばかげている。選手はケガをするものだ」

「(投打)両方をこなす姿は楽しいけれど、度重なるケガの後では、そろそろ打撃に専念するべき時だ」

「10月までに100%の状態に戻ることはないだろう。彼はとっくにIL入りすべきだった」

「彼を責めるつもりはない。ケガはよくあることだ。たとえ、彼が60%の状態でも彼らは優勝できると思う」

「彼は指名打者に専念して、ポストシーズンのみ投手として登板すべきだと思う」

「7月上旬のパドレス戦でヒザや脚に問題を抱えている二刀流選手を110球投げる前に交代させるべきだろう。翔平は競争心の強い選手なので、監督は賢明な判断をしなければならない」

 賛否は分かれるが、いずれにせよ問うのは「責任論」ではなく、ワールドシリーズ3連覇を「どう成し遂げるか」だ。