ナ・リーグ東地区2位、ポストシーズン進出のワイルドカード争いで1位につけるフィリーズのブライス・ハーパー内野手(33)がファンに異例のブーイングを呼び掛けた。10日(日本時間11日)の本拠地アストロズ戦は打線が奮わず1―2で惜敗し、主砲シュワバー、ハーパーともに無安打に終わった。

 4差で首位ブレーブスを追走する一方で、ハーパーの頭の中にはワイルドカード争いで1位になり、第4シードに入ればホームでWCSを迎えられる利点を描いている。フィラデルフィアのファンはMLB随一の熱狂ぶりと荒々しさで知られ、ホーム開催ならこれほど強い味方はない。そのためハーパーは「すごく重要です。僕らはブレーブス、カブス(ワイルドカード2位)に同時に勝とうとしているわけだけど、ホームでプレーしたい。ここ(シチズンズ・バンク・パーク)でファンの前で戦いたい。自分のベッドで寝て自分たちの球場で戦いたい」と、素直な思いを米メディア「NBCスポーツ・フィラデルフィア」などに話した。

 短期決戦のポストシーズンでは特に重要と考えており「それが大きなアドバンテージになる。他の選手もそう言っている。僕たちのファンはここへ来て大声を出して、熱狂して、相手にとって鬱陶しいくらいになって、相手選手にいつものようにヤジを飛ばしてほしい。それが大きな役割を果たすと思う」と相手を圧倒する〝ブーイング〟で後押ししてくれることを期待した。