ジャイアンツが禁断の観戦後〝チケット代還元サービス〟に踏み切っている。低迷が続いたジャイアンツは今シーズンも一早く5年連続でポストシーズン進出の望みが絶たれ、多くのファンを裏切った。球団はシーズンチケット会員に対してメールを送信。お詫びの〝追加インセンティブ〟として、8日~10日のカージナルス戦、21日~23日のツインズ戦の6試合を観戦すると、ジャイアンツがチケット価格の15%をクレジットで還元し、勝利ならプラス5%が加算されるサービスの提供を発表した。

 もし1試合100ドル(約1万5400円)の席で6戦すべて観戦すれば最高120ドル(約1万8500円)が還元される。すでに8日~10日のカージナルス戦は3連勝しており、最高60ドル(約9250円)が還元されている。

 ジャイアンツは順調に観客動員を伸ばしていたが、チーム低迷で後半から激減。オクラルパークで3万人を割る日が目立ち始めた。プレーオフの望みがなくなり、来季を見据えた若手が起用されるようになる中で空席が目立つようでは士気にかかわる。送られた案内メールには「この最終局面では多くの新人選手にとってメジャーの舞台に立つ絶好の機会になります。中には初めて舞台に立つ選手もいます。私たちは彼らに熱狂的なジャイアンツファンで埋め尽くされたオクラルパークの最高の姿を体験してもらいたいのです」と書かれていたという。地元メディア「SF GATE」が伝えている。

 球団は他にも後半戦のチケット価格の値下げ、23日にはビール代の値下げデーも行い、何とか観客を話すまいと努力を続けている。SNSには「チケット代を支払うなんてこんなの見たことない」「問題は価格ではなく信頼だ。信頼を築けばファンは戻って来る」「ツインズは前からやっているぞ」と賛否を呼んでいる。