ドジャースのカイル・タッカー外野手(29)が打棒を爆発させたが、地元メディアは懐疑的だった。
大谷、フリーマンを欠くなか、11日(日本時間12日)の敵地マーリンズ戦にタッカーが「4番・右翼」で出場。7回に14号満塁弾を放つなど、3打数3安打5打点の活躍で6―2での8連勝に貢献した。
地元「カリフォルニア・ポスト」は「タッカーの満塁ホームランが希望の光となり、ドジャースは連勝記録を伸ばした」との記事を配信。だが「タッカーが本当に調子を上げてきているかどうかは、時間がたてば分かるだろう」と懐疑的だった。
それもそのはず。4年総額2億4000万ドル(約372億円=当時)で鳴り物入りでドジャースに入団したタッカーだが、この日でようやく打率2割3分と低迷していた。
タッカーは「打席ではいい感触だったし、バットの芯でボールを捉え、互角の打席ができた。ボールがどこへ行こうとも、それはそれでいい。とにかく強く打とうとしただけだ」と振り返った。デーブ・ロバーツ監督は「打撃コーチ陣がカイルの才能を開花させたのは間違いないと思うし、それがこんなに早く結果に結びついたのは素晴らしいことだ」とまぐれではないとした。
それでも記事は不信感でいっぱいだ。「タッカーがシーズン全体の成績を挽回するのはほぼ不可能だ」と断じたうえで、「しかし、ドジャースがこの4度のオールスター選手と契約した主な動機は、ワールドシリーズ3連覇の可能性を高めることだった。彼の不振にもかかわらず、ドジャースは依然としてポストシーズン進出に向けて有利な立場にある。そして、彼がプレーオフで大きな活躍を見せたとしても、すべてが許されるわけではないかもしれないが、レギュラーシーズンの不振による悔しさを忘れる助けには間違いなくなるだろう」とプラスアルファとして期待した。記事は「タッカーはまだ絶好調とは言えないが、以前のように冷え切った状態でもなくなった」と結んだ。










