長期離脱中のヤンキースの主将、アーロン・ジャッジ外野手(34)の復帰時期を巡り、モヤモヤ感が漂っている。
チームは6日(日本時間7日)終了時でア・リーグ東地区で首位のレイズと4ゲーム差の2位につけ、ワイルドカード争いでは1位に立つ。10月のポストシーズンに向けても加速させたい中で、復帰間近と再三報じられているジャッジの復帰日は確定しない状態が続いている。
ジャッジは4月下旬の試合中にダイビングキャッチを試みた際に右肋骨を疲労骨折。痛みに耐えながら1か月近くプレーを続けたが、とうとう限界を迎えて5月末から負傷者リストに入った。以来、運動への制限も徐々に取り払われ、8月には「シーズン中には必ず戻る。戻らない理由などない」と宣言。すでにスイングやキャッチボール、走塁もこなしているが、ブーン監督が慎重な姿勢を崩していない。
一方、米メディア「SBネーション」によると「ファンの89・56%が回復後、すぐにアクティブ・ロースター入りすることに何の問題もない」と早期復帰を支持。はやるファンの思いと指揮官が〝綱引き〟を繰り広げている格好だ。
また「エッセンシャリー・スポーツ」は「復帰はほぼ確定している」としながらも「起用できる頻度には依然として疑問が残っている」と指摘。ジャッジが先発出場を続け、どれだけの耐久力を取り戻しているかが不透明だとみている。大谷(ドジャース)と並んでMVPの常連であるジャッジが復帰すれば、チームが勢いづくことは必至。しかし、見切り発車で再離脱となればワールドシリーズへの道も閉ざされかねない。
同メディアは「ジャッジは打線の最大の脅威。プレーオフで優位に立つためには彼の存在が極めて重要となる。しかし、ヤンキースがその賭けに出る覚悟があるかは定かでない」。ファンにとってはもどかしい日々がもう少し続きそうだ。












