ヤンキースの主将アーロン・ジャッジ外野手(34)の復帰が〝不透明〟となっている。肋骨の疲労骨折で5月末から離脱。長いリハビリを経てようやく元気な姿を見せはじめ、9月初旬の復帰とも伝えられている。

 外野での守備練習をこなし、投球シュミレーターで打撃練習を開始。先日は遠征先のエンゼルスの練習場でフリード相手に打席に立ち〝生きた球〟を実感する動画も公開されている。ワイルドカード争いが過熱する中、ジャッジは「マイナーの試合で打席をムダにする必要はない。何をすべきか、どう対処すべきか分かっている」とはやる気持ちを抑えられないようだ。

 しかし、米メディア「ザ・ヘビー」はそんな流れに〝ストップ〟をかけている。「ニューヨーク・ポスト・スポーツ」が公開したフリードとの動画について「実際はすべて一種の幻想だ。2人のスーパースターが全力でプレーしていた。しかし、よく観察すればいくつか気づくことがある。ジャッジはバットを振っていない。ただ投球を追っているだけのように見える。これは有益な練習ではあるが、肋骨の健康状態を示す証拠としてあまり役に立たない」と疑問を投げかけた。

 さらに「彼がパワーを生み出すのに必要なトルクを得るには腰と胴体を自由に動かせる必要がある。もし動くたびに痛みを感じていたらそれは難しくなる。以前よりは復帰に近づいているのかもしれないが、依然として謎であり、今回の件で完全に解決されたわけではない」と指摘している。まだ痛みに関して手探りの状態なのか…。ポストシーズン進出を控えて一日も早い復帰が期待されるとはいえ、無理をすれば取り返しのつかないことにもなる。