ドジャースの大谷翔平投手(32)は2日(日本時間3日)に本拠地ロサンゼルスでのカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数無安打、1得点、1盗塁だた。3打席目から4打席連続三振を喫した。12試合連続ノーアーチは今季ワーストで、60打席本塁打なしはドジャース移籍後ワーストだ。チームは延長10回、6―8で敗れて2連敗を喫した試合後、ロバーツ監督は大谷ついて語った。

 大谷らしくないスイングでの4打席連続三振にファンは言葉を失った。それは指揮官も同じだ。

「今夜、みんなが見たのと同じものを、私も見た。明日、本人と話をするつもりだ。(トレーナーの)トーマスとも相談して、身体的にどのような状態なのかをきちんと把握したい。腕を振っている様子も、顔をしかめているのも見た。明らかに本来のスイングではないし、どこかをかばっているのは間違いない。明日本人と話をした上で、出場できるかどうかを判断する」

 6月に痛めた左ヒザに加え、上腕二頭筋の状態が打撃に影響しているのは明らか。米メディアでは負傷者リスト(IL)入りさせるべきとの報道も目立つようになってきた。

「負傷者リストには入らないと思う。もちろん、そうなる可能性がまったくないとは言えないが、可能性は非常に低い。ただ、本人とは話をする。その上で、私たちで判断する。まずは本人と話して、どの程度の状態なのかを確認する必要がある」

 ただ、エンゼルス時代から試合に出ることに強くこだわっており、休養は簡単に受け入れないだろう。

「彼は間違いなく休みたがらない。本人に代わって話すことになるが、試合に出て、ラインアップに名を連ねなければならないと考えているのだと思う。立ってプレーできる状態なら、試合に出るべきだと考えている。その姿勢は尊重する。ただ、見た目にも分かるほどの状態でプレーしているのなら、誰の助けにもならない。それについて話をしなければならない」

 ただ、上腕二頭筋は1、2日の休養で回復するとも思えない。どう折り合いをつけるのか難しいところだ。

「そうかもしれない。1日か2日、あるいは10日休めば100パーセントに戻るのかと聞かれても、答えは分からない。ただ、今の状況を考えれば、何とか折り合いをつけ、その中でベストを尽くす方法を見つけなければならないのかもしれない。私にできるのは、本人と話し、休養させ、少しでも力を取り戻して状態を良くした上で、再び試合に出すことだ」

 やはり、ILに入れることがチームにとっても大谷とっても最善策ではないか。

「正直に言えば、負傷者リスト入りするとは思っていないが、先ほど話したように可能性は残っている。本人と話し、何が最善なのかを判断する。もう9月ではあるが、シーズンはまだ十分に残っている。どのような決断を下したとしても、そこから立て直し、彼が今より良い状態で戻ってくるだけの時間は十分にあると思っている」

 3日(同4日)のカージナルス戦の試合前、米メディアは大谷の処遇一色になりそうだ。