極度の打撃不振に陥っているブレーブスのキム・ハソン内野手(30)が26日(日本時間27日)の本拠地ドジャース戦でサヨナラ打を放った。5―5の9回二死一、二塁と一打サヨナラの好機に代打として登場。新守護神・スコットの156キロ直球を左前に運ぶ値千金の一打で、チームは6―5でサヨナラ勝ちを収めた。
本拠地に歓喜を呼んだハソンは昨オフ、1年2000万ドル(約31億円)でブレーブスと再契約。しかし、右手中指の手術で開幕に間に合わず、5月に復帰するも打撃が振るわず、ここまで32試合に出場して打率0割7分8厘、0本塁打、5打点と散々の成績。代打で三ゴロに倒れた8月15日(日本時間16日)のダイヤモンドバックス戦以降はこの日まで試合出場がなかった。
24日(同25日)には同じ遊撃手のジム・ジャービス内野手(25)がマイナー降格。ハソンに出番が回ってくるかと思われたが、二塁が本職のマウリシオ・デュポン内野手(32)が遊撃のポジションに入り、塩漬け状態を余儀なくされていた。
そんなハソンについて米メディア「ヘビー」はくしくもこの日「アトランタ・ブレーブスは明らかに今年残りの期間、遊撃手としてキム・ハソンを起用する計画はない。彼がロースターの枠を独占するだけなら、アトランタは彼との関係を絶つことを真剣に検討すべきだ」と指摘。さらに「MLBのロースターは9月1日に拡大予定で、その時にブレーブスがキムを契約解除するかもしれない。なぜ彼がまだメジャーロースターに残っているのかは納得できない」と解雇される可能性があることも伝えている。
ハソンはKBOキウム・ヒーローズから2020年オフにポスティング・システムでパドレス入り。23年にはアジア人出身選手初の内野手としてゴールドグラブ賞(ユーティリティー部門)を受賞し「韓国の至宝」と呼ばれた。しかし、右肩を手術した24年以降は試合出場が激減している。
サヨナラ打で今季初めて脚光を浴びたが、置かれた状況は厳しいといえる。












