ソフトバンクは7日までに123試合を消化し、75勝45敗3分けと「30」の貯金を作り、優勝へのマジックナンバーは「14」。前カードの2位・西武との3連戦を2勝1敗と勝ち越すなど、福岡移転後初となるリーグ3連覇に向けて歩みを進めている。
一方、鷹が避けたいのは「天敵」の出現だ。打者でも投手でも、特定の選手に何度もやられることは、チームとしていい傾向ではない。シーズンだけでなく、その先を見据えても、西武、日本ハムといった短期決戦で対戦する可能性があるチームから苦手意識を植えつけられれば、足をすくわれるリスクも高まってくる。
そんな中で不気味な光を放っているのが、日本ハムの山崎福也投手(33)だ。救援を務めていたシーズン序盤は打ち崩す場面もあったが、先発で対戦した2試合はいずれも3安打に封じ込まれるなど、得点は13イニングで2点のみ。2度の対戦はどちらも1か月以内とあり、小久保監督も「何か対策を練らないと」と口にしていた。
苦戦した原因はどこにあるのか。チーム内から一因に挙げられたのが「パ・リーグに多くないタイプであること」だ。中でも投球の「奥行き」が特徴だといい、チェンジアップなどの緩い変化球を用いながら、打者が翻弄される傾向にあると受け止められている。山崎の左右の打者別の対戦成績は対右が被打率2割5厘、対左は被打率2割6分7厘だが、左打者に対してもチェンジアップを有効に使える点などが独自性を強めている。
加えて、チーム内からは「奥行きを使いながらコースにボールを集めている」と声が上がったように、直近2試合は制球もまとまっていたことも打ちづらさを増長させていたというが…。再び日本一に立つためにも早めに攻略したいところだ。












